緊張型頭痛は頭全体が重くなり締めつけるような痛みがあります。デスクワークで長時間の前かがみ姿勢を続けることなどの首や肩のこりなどからくることがあり、また、パソコン画面を長く見続けたりする人に多くみられ、目を酷使することで起きることもあります。他にも緊張型頭痛は精神的なことからも発症することが多く、痛みも、漠然とした頭の鈍重感を1日中感じているという傾向にあります。
頭痛（片頭痛）
日常生活で慢性的に頭痛に悩まされている日本人は、3人に1人に達すると言われています。
慢性頭痛にもいろいろありますが、15歳以上の日本人の４分の１を占めるのが「緊張型頭痛」です。次に「片頭痛」、そしてまれに「群発頭痛」があります。頭痛の種類によって、痛みの発症の仕方やそれを引き起こす誘因、対処方法などが違うので注意してください。
※突然の強い痛みや徐々に強まる痛み、手足のしびれや言葉がでない、発熱を伴う頭痛など、「今までに経験したことがない強い頭痛」を感じたらすぐに脳神経外科に行かれてください。脳腫瘍・脳梗塞などの重症疾患につながる可能性がありますので要注意です。
緊張性頭痛
片頭痛
片頭痛の方は、女性の方が男性よりも多いと言われ、特に30歳代女性の約２割は片頭痛をもっていると言われています。 ズンズンという拍動性の痛みが起こり、痛みの原因は血管の周囲が神経原性炎症を起こしたり、血管が異常に拡張したりするためと考えられます。
痛みは数時間から数日間ほど続く場合もおり、吐き気を伴い、光をまぶしく感じ、音にも敏感になる場合もあります。
群発頭痛
同じ時期、決まった季節に起こる頭痛で、激しい痛みから「痛みの王様」と呼ばれるほどです。片方の目の奥に、えぐるような激痛が起きて数十分から3時間ほど続き、涙が出たり、充血したり、鼻水も出ることがあります。症状が1日に3～4回、毎日のように出現し、この症状が1～2カ月間も続きます。痛みは夜中や明け方に起きることが多く、男性の方にでることが多いようです。この頭痛も、頭の血管が過度に拡張することが1つの要因とみられています。
主な症状
- 頭痛
- めまい
- 吐き気
- 手のしびれ
- 視力低下
- 集中力低下
頭痛の主な対処法
患者様の症状にあった施術を行います！
緊張性頭痛は、筋肉だけではなく精神的な部分の緊張も軽くすることが必要です。気分転換を図り、ストレッチや軽く体を動かすことをお勧めします。また、片頭痛・群発頭痛に関しては、誘因は人それぞれなので、一人ひとりの体に合わせた施術が必要になります。
当院では、頭痛でお悩みの方に整骨・整体の様々な角度から、症状にあった施術を行います。
