痛みが特にひどい場合は運動を中止し安静にすることが一番です。アイシング、電気療法、筋肉のほぐし、テーピング施術などを施し、痛みを軽減、補強、様々なサポートなども行っています。
シンスプリント(過労性骨膜炎)は、悪いランニングフォーム、靴が合わない、固い地面、筋力不足、柔軟性不足、扁平足などにより脛骨内側に負担のかかる動きになってしまっていることで起こります。
当院では痛みをとるとともに、シンスプリント(過労性骨膜炎)の原因である脛骨内側に負担のかかる動き、ゆがみの改善も行っていきます。

シンスプリント(過労性骨膜炎)とは
シンスプリント(過労性骨膜炎)とは、ランニングなどにより 「ふくらはぎ」後内側にかけて生じる痛みのことです。下腿のランニング障害の最も多い原因のひとつで、脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)とも言われています。特に16~17歳ぐらいに多く、女性は男性の約1.5倍で発症する傾向にあります。
陸上競技、バスケットボールなどのスポーツをしている方に多く見られます。下腿や足の形態(扁平足など)や筋肉の機能や柔軟性の低下だけでなく、練習する場所のアスファルトやコンクリートなどの固い地面、靴、練習方法なども発症の要因とされています。急激な運動量の増加で発症することが多いので、部活初めや合宿練習などのタイミングは注意が必要です。シンスプリント(過労性骨膜炎)の痛みがありながら無理にスポーツを続けていると疲労骨折になる可能性もあり危険です。

主な症状
- 地面を蹴るときに痛みがでる
- 痛くて軽いジョギングができない
- 安静時に痛みはないが、運動すると痛みがでる
- 湿布と痛み止めでなかなか改善しない